CIRQUEの小改造

CIRQUEのタッチパッド Cirque Easy Cat(R) は、大きさ的にキネシスのErgo Elanへ乗せるのにちょうどよかったんだけど、ケーブルが右側に出ているので、この位置に乗せると、F9が押せなくなるという問題があった。んで、ケーブルを上から出すように改造してみることに。道具はカッターナイフとニッパー、スタードライバーだけ。
開けるには、小径のスタードライバーが必要なので、ここだけは普通の工具しか持ってないと困るかも。たまたま私のツールセットには、使えるサイズのスタードライバーのビットがあったから出来たけど、それを入手することがこの工作の一番の難関かも。奥の二本のねじは両面テープで接着された足の下にねじは隠れているので、足を丁寧にはがす必要がある。最初このねじに気づかなくて、むりやり開けようとして壊しそうになった。
開けてみるとこんな感じ。まったく余計なパーツがなくて好感を持てる。右上の基盤のウラが直接感圧面(圧じゃないな)になっている。ボタンを支える軸はとても弱っちい感じなので、乱暴に扱うとすぐ折れそう。まあ、このボタンを乱暴に押す、っていうのもないか。
こんな感じで奥の端にケーブルを通す切り込みを入れる。あんまり綺麗じゃないけど、端面はケーブルが隠してくれるので、気にしない。それより、上下できちんと位置を合わせないと悲しいことになると思う。私は目測で適当にやって、結構うまくいったけどね。
修正して、組み立て直したものを奥から見たところ。結構普通でしょ?こいつは、専用のドライバをインストールして、感知面の端をスライド操作すると、スクロール動作をしてくれるスグレモノ。いっしょに使っているトラックボールには、スクロールボタンがついていないので、結構嬉しい機能だったり。
めでたくキネシスに寄生完了。って、置いただけだけど。気分はちょっとエボリューション。これでほとんど手を動かさずにキーボードもマウスカーソルも操れるようになったぞ。ただ、マウスばかりを触る作業の場合は、タッチパッドだとストレスが溜まるので、PS/2にはロジテックのトラックボール(TrackMan Marble FX)、USBにはWACOMのタブレット(Intus 600)を繋いで、このCIRQUEはシリアルに繋いで使ってる。ちょっとした移動にはCIRQUE、普通の作業にはトラックボール、デザインにはタブレットって使い分け。ちょと贅沢かな?