4時くらいにグインを読了。その後明け方までミラーダンスを読んでいたら、目がなんかおかしい。文字を読み取る焦点の部分、30cm先で直径1cmくらいの視野中心部分が、赤や緑のチラチラする光点に占められて、文字が読めなくなったのだ。ちょうど文字を判別する真ん中だけが見えないので、本が読めない。その円の周辺では文字が読み取れなくもないんだけど、視力もなくて周辺視野で文字を読むのがこれほど難しいとは思わなかった。つか、読み止めればいいんだけども。そのうち、読むのを止めたのに、視界の中心からちょっと外れた部分に活字が浮かび上がる奇妙な現象が。しかも字形は識別できるのに、それを何と読むか判らない。なんか脳内配線がうまく接続できていない感じ。頭おかしくなった?
そんな状態でしばらく無理やり本を読んでいたら、今度は猛烈な吐き気と下痢に襲われる。本どころじゃない。視界がおかしくなったのと関連は判らないけど、かなり厳しい。一時間くらいトイレから身動きできない状態で、わずかな隙間を見つけてとりあえずM口さんに電話して今日は休むことにする。そうこうするうちに出すものが品切れになったのか、胃がピクピクするもののどうにか横になれる状態になったので、布団に入って寝る。治った今書いてるから冷静だけど、その瞬間はマジで死ぬるかと思ったくらい調子が悪かった。
ちなみにグインは。変転流転。カメさんからスタート。意外に荒んでいなくてちょっと安心。イシュトにも困ったもんだよねーって良いノリでグインの心遣いにちょっと感動して、場面がパロに移るのかと思いきや、ちょとした波乱が。ちょとした、というか第一巻から出ていた彼女がそんなつけたりのような感じで死んでしまっていいの?って、びっくり。こんな状態になっちゃった彼女に作者がさじを投げたって感じがしないでもない。あれだけがんばったんだから、最期に何か一花あっても、ねえ?後半はグイン対イシュトの続き。相変わらずグインかっこいい。イシュトはマルガを放棄。引きもそこそこよかったけど、本質的にはほとんど進展しないまま、次回に続く。
昼過ぎに電話で起こされ。I上くんからOpenViewの入れ替えするからサポートしてくれとか。sshでリモート操作で作業。コンソールの文字はかろうじて読めるようになっていたので、ちょっと安心する。それ自体は5分くらいの作業だったので、レポートを上げるように頼んでまた寝てしまう。
夕方、目は覚めたものの頭が痛くて体がだるい。熱はないみたい。ふと気がつくと右手の甲の皮が直径1cmくらいべろんと剥けてて血がにじんでる。感じからすると朝の混乱でついた傷みたいだけど、赤く腫れあがって痛い。どのタイミングでつけた傷だか覚えていないってのも気味が悪い。体調は回復してきていたんだけど、会社に行くほど元気はないので、近所の7イレブンまで行って夕食の買い物。コンビニ弁当のキーマカレーって冷静に考えると消化のいいものじゃないかも。
布団の中でミラーダンスの続きを読了。待っただけのことはあるな。
マークがマイルズのふりをして、傭兵隊をソーンと一緒に盗み出す、という話からスタート。マークの内省はマイルズのそれとちょっと志向が変えてあるので、小説では見た目に左右されない分、まったく混乱はない。複雑に絡み合う、というよりは、マイルズもマークも何度も拉致されたり行方不明になったりを繰り返すから、特に後半はどっちがどっちを探しているのか、ごちゃごちゃになる。舞台のほとんどはジャクソン統一惑星なんだけど、そこがまた微妙に風景描写に乏しくて、イメージが湧かないし。途中、マークがバラヤー見物するんだけど、やっぱりイワンはいいヤツだなと再確認。すっとぼけているのに、時々かっこいい片鱗を見せたりするし。結局マークも感化されて、いいヒトグループに引き込まれたみたいだけど。改心してしまった彼はマイルズとキャラがかぶるから、しばらく国外追放なんだろうなあ。続巻の概要にも出てこないし。
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