昼から日本橋三越で展覧会なので出かける。母と待ち合わせしたんだけど、連絡方法がなくてちょっと手間取る。私がちゃんと連絡しなかったのがいけないんだ、と奥さんに怒られる。へい、そのとーり。携帯電話を持っていない人とは事前に調整が必要、ってことをまったく考えていなかった。ダラダラしていたら約束の13時にギリギリになってしまったので御茶ノ水駅前からタクシーで移動。どうにか叔父さんの講演会には間に合う。母はすでに来て座っていた。この展覧会は奥さんの叔父さんの個展だそーで。奥さん方の親戚にはほとんど会ったことがないので、この義理の叔父さん夫妻も初めて。1時間ほどの講演会が終わってから、奥さんと簡単にご挨拶。個展なんてめったに見ないけど、若い人もかなり来てて盛況。講演会も立ち見が半分くらいって状態だったし。叔父さんが美大の講師をしているので、その生徒さんらしい。ついている値札は数十万から数百万なのでちょっと買えないけどね。個展に合わせて急いで描いたとか、場所に合わせて明るい色調の絵を描いたけど、本当はもっと暗い色の作品が多いとか、いろいろ聞いた。画家って仕事もたいへんそうだな。
一時間ほど絵を眺めてから、母と三越のレストランで昼食。鴨にオレンジソースのコース。食事の後、大丸まで歩く。途中に会社の前を通る。考えてみたら母が私の勤務先を見るのは初めてだな。大丸の地下でカレー用のニンジンと肉を買って帰宅。風邪気味の母も一緒に。悪いことしたか。まあ、なかなかこっちに出てくる機会もないので、追い出される前にボロ屋敷を見てもらわないと。で、家でちょっとお茶をして、17時くらいに母は帰宅。
夜はカレーを作る。いつもの手順だけど、芽キャベツと小さいタマネギを入れてみる。が、煮込みのタイミングでFFXIのチャットをしていたら底が少し焦げた。むー。その後、カレーは放置して22時くらいまで奥さんとFFXIにハマる。夜中にカレーを食べる。
1時ちょい前に指輪物語の3作目、王の帰還を観るために有楽町へ。ちょっと時間を読み間違えて終電を逃したので御茶ノ水駅からタクシーで。12時間前に同じような道を通ったな。銀行から下ろし忘れていたのでお財布の中身がちょと心配。着いてみると一階のチケット売り場の前に予想外の行列が。マジデツカ。ハリポタの秘密の部屋で9階から11階まで並ばされた記憶が蘇り、01:35からの回はパスして02:15からの回のチケットを買う。9階に上がってみると長そうな行列ができていた。こりゃダメだろ。2時の回の二階席はまったく列ができていなかったものの、以前の教訓を活かして階段に座り込んで待機。予想通り開場20分前くらいに階段に列を作らされる。ソファに座っていた人達は列の後ろへ。お気の毒。総入れ替え制じゃないと聞いていたけど、前の回が終りドアが開くとほとんどの人が出てきた。こんな夜中なのに帰るのね。列の先頭近かったのでほぼ真ん中に陣取れた。ラッキー。前の席は横一列お友達同士みたいで、前の回から座ったままらしい。なんというか独特の雰囲気を持った、ありていに言うとオタク臭い女の子達。よく見ると周り中そんな雰囲気の方々が。レゴラス目当てなんだろか?
先行レイトショーなので予告編なんかはなく、本編がすぐ始まった。いきなりゴクリのエピソードで始まって面食らう。そういえば二作目もオープニングでちょっと驚かされたよな。指輪組と騎馬組でストーリーが並行して進むのは前作と変わらないけど、前作の指輪組の出口のない鬱陶しさに比べると展開がスピーディで、原作のエピソードを拾っていく感じが心地いい。前半の私的クライマックスはミナス・ティリスの造形。CGに慣れきった目で見ても、これはすげーよ。ベレンノールの合戦も変化に富んでいて退屈しない。エルハン対レゴラスはファンサービスなんだよね、やっぱり。サウロンの視線なんかもビジュアルに表現されていて、アラゴルンが黒門の前で展開する合戦が「おとり」であることが判り易いし。サムとゴクリも原作よりもいい味出しててステキ。中盤からの展開の早さは原作読んでいない人にはアレかも知れないけど、クライマックスはかなり盛り上がる。特に効果音が、これは劇場じゃないと無理だな、って音響を駆使してた。指輪が滅びる瞬間とか、家庭用TVで見てるとアッサリした感じになっちゃうかもな。大満足。そうそう、最後のサルーマンの一件はやっぱり省略されてた。そーだよね、普通。終わってみると5時過ぎてたので、普通に電車で帰宅。
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