オージス総研のObejct-DAYに参加。Bトラックオンリーで攻めてみた。「.NETアーキテクチャとXMLフレームワークの今後」、「UMLとXMLが支えるこれからのWebサービス&アプリケーション」、「J2EEの理想と現実」、「既存資産を利用したJ2EEシステム開発」の4セッション。びっくりする話もなかったけど、がっかりする話も少なかった。結局OO技術全体が浸透してきて、枯れてきたってことだろうね。仕事を蹴って来たのは問題ありかもしれないけど、タマにはこういう話に触れないとダメになるからねえ。
やっぱり流行りだからか、これからはSOAPだって話が結構あったけど、まだまだメソッド・インヴォケイションの手段としては負荷が高すぎる気がする。まあServletにPOSTするのに比べたらよほど効率的だけどさ。XMLはかなり浸透しているみたい。例のXML Shemaのリコメンデイションが今月頭にW3Cから出たので、しばらくはその話で盛り上がるのかな?基調はやっぱりダメじゃん?という話になりそうなんだけど。
最初のMSのヒトがした.NETの話の中で出てきたC#の新機能はちょっと面白かった。コード中に[WebService]ってかぎ括弧で括った指示子をメソッド定義の前につけておくと、SORPインタフェイスが自動的に実装されるそうだ。この指示子はカスタム定義できるそうで、.NETフレームワーク内部でもXML対応やセキュリティ、永続化なんてトコロで活用しているらしい。楽しそうな機能だけど、VisualStudioのAfxマクロ群と同じで、可読性は限りなく低そう。
ebXMLというUN/CEFACTとOASISとかいう団体のサービスは面白いと思った。こんなシステムがきちんと動作し始めたらSI業は簡単になるけど、今のようなぼろ儲けもできなくなるね、きっと。SIってコトバも早晩System Integratorって名前からService Integratorになるんだろうな。
やっぱり誰も通信路の話はしない。ネットワーク・エンジニアを対象にしたセッションではないからかも知れないけど、判りやすさ優先なのか?XMLパケットを圧縮して1/10にすれば応答性能がそのまま改善されるんだけど、質疑応答中に唯一あったそういう突っ込みはあっさりカワサレちゃっていた。誰もがきっと考えているはずなのに、どうして表立ったところでは議論されないんだろう?
会場で前の会社のSさんとN原さん、S野くん、I井くんと会う。二年目の子を紹介されたけど(ってことは去年最期の飲み会にはいたんだな)、いまさら紹介されても、ねえ。T村さんは来ていなかったらしい。あわよくば飲みにでも行こうと思っていたのでちょっと残念。
会社に帰ってきてMSのサイトで今日の復習をちょっとしてみたけど、相変わらずドキュメンテーションはピカイチだ。判りにくいとか、間違ってるとか、確かに問題が少なくないけど、(自社流)最新技術についてこの分量の情報提供している会社はちょっとないよね。今日はとても仕事に影響しそうなので、さらっと復習してお終いにする。忘れないうちにフォローしないとな。
ちょっと早めに帰って久しぶりにFUNに間に合った。ゲストはウルフルズ。昔からこの番組のオープニングに使われてるミニもどきの車のCGがとってもキニナル。っていうのはワイパーが左右に開いているんだよね。これじゃ最初のストロークで絡まるじゃん。どうでもいいことなんだけど、すっごくキニナル。
すごい。夜の民放で国会答弁のニュースしてるよ。まあ例の外相なんだけどさ。今までこの時間の民放で大した議題でもない国会答弁がニュースになるなんてフシギ。面白い。
例えばシャボン玉って最初はいつ誰が?とか、あいうえおの五十音って誰が決めたの?みたいなどうでもよくて、でもなんだかキニナル疑問はいっぱいあるけど、そういうネタがなくなったら、つまらない人生になるだろうね。時々、昔から気になっていた疑問が不意に解けるんだよね。この開放感の繰り返しは間違いなく私の生きがいのひとつになってると思う。
コメントする